沖縄県与那国島に移住するには?補助金はある?実際どうなの?

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与那国島の場所を確認しておこう

与那国島は沖縄県の最西端に位置し、台湾まで約111キロメートルの距離にあります。日本の最西端の地として知られ、独特の自然景観と文化が魅力の島です。人口は約1,700人で、広さは28.88平方キロメートルです

与那国島はどんな島?

絶景ポイントが非常に多い

与那国島には、多くの絶景ポイントがあり、自然の美しさを堪能できます。以下の3つは特に人気があります。

6畳ビーチ

「6畳ビーチ」は、その名の通り、6畳ほどの広さしかない小さなビーチです。と言われていますが実際はもう少し大きいような、、、という気がします。

その美しさと静けさは格別で、プライベート感溢れる特別な時間を過ごせます。

ただし、岩場を下っていく必要があるので基本的には立入禁止と捉えておくのが良いでしょう。上から眺めるだけでも相当な絶景ですよ。

東崎


東崎」は、与那国島の東端に位置する展望スポットです。ここからは広大な太平洋を一望でき、日の出の時間には素晴らしい朝日を見ることができます。

ティンダバナ


「ティンダバナ」は、与那国島のシンボル的な場所で、岩場からの眺めが素晴らしいです。祖納集落を一望することもできます。

都会では味わえない島の文化、暮らし

想像するのは難しくないとは思いますが、与那国島の生活は、都会とは全く異なるリズムと文化が根付いています。

物資の入荷が週に2回


物資の入荷は週に2回、火曜日と金曜日に石垣島からフェリーで運ばれます。Amazonなどのオンライン注文も同様に最低10日かかるため、計画的な買い物が必要です。日用品や食品のストックは必須となります。

ちなみに僕は最長で27日かかってたどり着いた物資もありました。台風によって大幅に遅れることを考慮する必要がありますね。

地域行事がたくさんある

与那国島では、地域行事が多く行われています。新しい住民が地域に受け入れられるためには、これらの行事に積極的に参加することが重要です。地元の文化や伝統を理解し、地域社会に溶け込むことが求められます。

離島配達不可の商品多数

Amazonや楽天などでは「離島配達不可」の商品が実は数多く存在しています。僕も与那国島に住むまでは知りませんでした。

具体的には洗濯機や冷蔵庫、自転車などの大型荷物は運んでもらえないことが多いです。そういったものは、石垣のエディオンなどに赴き、自ら購入し配送手配。与那国の久部良港に取りに行く必要が生まれます。

中々都会では考えられない状況ですよね。

与那国島移住に関して補助金はある?

与那国島では、移住に関する補助金や支援制度があります。例えば、町営住宅の募集がたまに行われていますが、倍率が高く入居するのは非常に難しいです。詳細はこちらを参照してください。

与那国島に移住する際考えておくべきこと

与那国島での仕事はどうする?

与那国島での就職は限られた枠しかなく、特に高収入を得ることは難しいです。JA(農協)や漁業、観光業などが主要な就職先ですが、都会と同じ水準の収入を得ることは難しいです。リモートワークや自営業の可能性も検討する必要があります。

与那国島に賃貸が少ない

与那国島には賃貸物件が非常に少なく、自衛隊の増築工事の影響もあり、一軒家を借りるのは難しいです。現地で友人を作り、協力を得るのが現実的な方法です。島に通い、現地でのネットワークを構築することが非常に重要になります。

与那国島は物資が乏しく物価が高い

与那国島では物資が乏しく、物価が本州の1.5倍以上することが一般的です。特に葉物野菜などは非常に高価です。週に2回しか物資が届かないため、計画的な買い物が必要です。

与那国島は車が必須

与那国島での生活には車が必須です。公共交通機関がほとんどないため、移動手段として車が欠かせません。車の調達や維持費も考慮に入れる必要があります。ガソリンも日本で最も高いレベルで、塩害対策も必要です。

僕は週に一度高圧洗浄機で車の塩を洗い流しています。台風の後には、塩が車にべったりついていることもしばしば。与那国で普通車を乗っている人はほとんどいません。

与那国島の医療状況を確認しておく

与那国島には小さな診療所が1つあるだけで、大きな病院はありません。大きな病気や緊急時には石垣島へ移動する必要があります。健康管理には十分な注意が必要です。

ちなみにドクターコトー診療所の診療所はセットなので使われてはいません。

与那国島は高校がない

与那国島には高校がないため、子供がいる家庭は高校進学の際にどうするかを考えておく必要があります。寮や下宿先の確保など、具体的な計画が必要です。

お試しで与那国島に移住する手も

与那国島に移住を決める前に、まずはお試しで短期間滞在する方法もあります。短期間の滞在を通じて、島の生活や環境を実際に体験することで、移住後の生活を具体的にイメージすることができます。詳細はこちらを参照してください。

与那国島で地域おこし協力隊になる手も

与那国島で地域おこし協力隊として活動するのも一つの方法です。地域おこし協力隊は、地域活性化を目的とした活動を行いながら、移住生活を体験することができます。詳細はこちらを参照してください。

与那国島への移住は、多くの魅力とともに、独自の課題も伴います。絶景ポイントや豊かな自然、美しい海などが魅力的ですが、物資の入荷が限られていることや物価が高いこと、賃貸物件が少ないことなど、慎重に検討する必要があります。移住前にしっかりと情報を収集し、計画を立てることが成功の鍵です。この記事を参考にして、与那国島での新しい生活を充実させてください。

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