与那国島まで飛行機で行く方法は?最安最短で行く方法について

沖縄県は数多くの離島で構成されている県であり、那覇市のある沖縄本島は、全国でも屈指の観光地といえるでしょう。また、沖縄本島以外にも、八重山諸島に属する石垣島と西表島や、宮古諸島の中核である宮古島など、魅力ある島々が揃っています。

さらに、面積の広い上記の島々だけでなく、小規模な数多くの離島の中にも、素晴らしいロケーションやユニークな文化を擁する、人気の高い島がいくつも存在しています。

離島への主なアクセス手段は船か飛行機であり、離島の1つである与那国島は船と飛行機の両方でアクセスすることが可能です。今回はそんな与那国島への移動手段について、飛行機でのアクセスを中心に、さまざまな情報をご紹介いたします。

目次

与那国島は日本最西端にある

まず、与那国島がある立地を知っておきましょう。与那国島は北緯24度、東経122度に位置しており、日本国内で最西端の島となります。

その立地上、与那国島は亜熱帯気候に包まれていて、年間を通して温暖な気候が保たれています。南国らしいムードを味わいたいという方にとって、与那国島はこれ以上ない土地でしょう。

主要空港からのアクセスと料金について

与那国島には国内の主要空港から、飛行機を利用してアクセスすることができます。ただし、与那国島に飛行機で行くためには直通ではなく、沖縄本島か石垣島を経由しなければなりません。

必然的に少し複雑なルートになってしまうため、あらかじめ情報を頭に入れておくことが大切です。実際に与那国島を目指す際、戸惑わずに済むように、主要空港からのアクセスと料金について、詳しく見ていきましょう。

那覇空港から与那国空港へのアクセスと料金

沖縄本島にある那覇空港からは、同じ県内だけあって与那国空港への直通便が出ています。料金は時期や航空会社によって異なりますが、通常の料金では安いもので片道7,000円、高いもので13,000円台の価格帯が目安となります。

所要時間は約1時間で、那覇空港から与那国島までは、比較的気軽に移動しやすいといえるでしょう。

また、那覇空港とは別で、石垣島にある石垣空港から与那国空港を目指すこともできます。片道9,000円弱が基本の料金となり、那覇空港からのフライトよりも少し安いのが特徴です。

羽田空港から与那国空港へのアクセスと料金


羽田空港に限らず、沖縄県外から与那国空港に行く際には、まず那覇空港か石垣空港を目指し、乗り換えて与那国空港を目指します。羽田空港から那覇空港までの料金の目安は、10,000円弱から20,000円強です。

羽田空港から石垣空港へ行く料金は、15,000円から30,000円弱が目安です。所要時間については羽田から那覇が約2時間半、羽田から石垣が約3時間となっています。

成田空港から与那国空港へのアクセスと料金

成田空港から与那国空港へアクセスする際も、羽田空港と同様に那覇空港か石垣空港で乗り換えることになります。

成田空港から那覇空港への料金は10,000円弱から20,000円台、成田空港から石垣空港への料金は10,000円強から20,000円強が目安です。所要時間は成田から那覇が約3時間、成田から石垣が約3時間40分となっています。

中部国際空港から与那国空港へのアクセスと料金


愛知県常滑市にある中部国際空港セントレアは、中部地方の交通の要衝です。中部国際空港から那覇空港への移動は9,000円前後から18,000円前後の料金が目安となります。

石垣空港への料金は、9,000円強から23,000円前後が目安になるでしょう。所要時間は中部国際空港から那覇空港まで2時間10分、石垣空港まで2時間半ほどで到着することができます。

伊丹空港から与那国空港へのアクセスと料金

伊丹空港こと大阪国際空港は、兵庫県伊丹市に位置している国内線のみの空港です。伊丹空港から那覇空港に移動する際には、14,000円から26,000円の料金が目安となります。

石垣空港を目指す場合、20,000円前後から50,000円弱の範囲の料金がかかってくるでしょう。所要時間は那覇空港まで2時間強、石垣空港まで約2時間25分となっています。

関西国際空港から与那国空港へのアクセスと料金


大阪府泉佐野市にある関西国際空港から那覇空港に行くためには、8,000円弱から12,000円強の料金がかかります。

石垣空港に行くためには、約9,000円から約11,000円の料金が必要になるでしょう。所要時間については、伊丹空港と大体同じ程度の目安となっています。

与那国島への飛行機の欠航率は?

与那国島への移動時に気になる点として挙げられるのが、飛行機の欠航率です。那覇や石垣から与那国島へ向かう航路はその立地上、夏場を中心に台風の通り道となります。

そのため、天候によっては飛行機が欠航してしまう場合もあり、天気予報のチェックが必須です。また、台風は長期予報を見ておくことである程度動向を予測することができますが、それ以外の理由で欠航になる場合もあります。
特に欠航が増えやすいのが冬です。

冬は与那国空港の滑走路に強い風が吹くことから、その日の風速によっては大きなリスクが伴います。与那国島の空路に用いられているのが小型ジェット機であるため、横風の影響を受けやすく、事故の懸念があることから飛行機が欠航となってしまうことも少なくありません。

冬季には暖かい気候を求めて与那国島へ向かう方も多くいますが、その際には飛行機が欠航する可能性を念頭に置いておきましょう。

与那国島へ少しでも安く行く方法

与那国島への渡航費用について上で挙げた金額は、あくまで目安であり、一般的な価格帯になります。早期割引や乗り継ぎ割引、往復割引などを利用することができ、計画的に旅行プランを練っておくことで、費用を抑えることができるでしょう。

場合によっては大幅に安く渡航できる場合もあるため、ぜひ各種割引の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

石垣島からはフェリーが最安


石垣島を経由して与那国島へ向かう場合にのみ使える移動手段として挙げられるのが、フェリーです。フェリーよなくには片道料金で大人3,550円と、飛行機に比べて大幅に安価な値段で利用することができます。しかし、価格だけを見ればフェリーが最安値ですが、フェリーでの移動にはいくつかの難点が挙げられます。

まず、フェリーは所要時間が4時間半かかり、航路が荒れやすいため非常に酔いやすいのが特徴です。特に風が強くなる冬季は揺れがひどくなり、普段は船酔いをしないという方でも悩まされてしまうことが少なくありません。

便数も限られており、石垣島から与那国島へは火曜日と金曜日に1便ずつ、与那国島から石垣島へは水曜日と土曜日に1便ずつと、往路・復路ともに限られた本数となっています。スケジュールに大きく制約が課せられてしまうため、その点もデメリットとして挙げられるでしょう。

さらに、石垣島と与那国島間の航路は天候によって欠航になってしまうことも多くあります。フェリーを利用する予定の場合には、上記のポイントをしっかりと頭に入れておきましょう。

与那国島島内の移動手段

与那国島は離島ですが、島内を一周すると約25kmの距離があり、徒歩だけでの移動には向いていません。与那国島での観光をスムーズに楽しむためには、あらかじめ移動手段を確保しましょう。

以下の項目で、おすすめの移動手段について見ていきましょう。

基本的にレンタカーがおすすめ


与那国島での移動手段として最もおすすめなのが、レンタカーの利用です。レンタカーであれば小回りが利きやすく、夏季の暑さにも悩まされません。また、アクティビティを楽しみたい場合でも道具などを運びやすく、フレキシブルな観光を実現させやすくなるでしょう。

与那国島でレンタカーを借りる際には、与那国空港の目の前にあるむんぶレンタカーがおすすめです。空港に最も近いため、レンタルから観光までをシームレスに行うことができ、効率よく旅行を楽しむことができるでしょう。居心地が良く人気の宿泊施設も併設されているため、セットで利用されるのも大変おすすめです。

島内循環バスを利用

与那国島には公共交通機関も存在しており、島内循環バスを利用することができます。島民の方々の足として親しまれており、無料で乗ることが可能です。

空港と各集落を結んでいて、主要なエリアの移動においては便利な選択肢の1つとなるでしょう。ただし、島内循環バスは用意されている本数が多くありません。

これだけを頼みに旅行プランを組もうとすると、スポットごとの観光時間が限られてしまい、仮に乗り過ごした場合のリカバリーも難しいでしょう。基本的には島民の方々向けの移動手段ですので、観光におけるメインの交通手段として利用するのはあまり向いていないといえるかもしれません。

島内循環バスだけをメインの移動手段にするのではなく、ピンポイントでの使用に留めるのがベストだといえるでしょう。

早めの予約などでお得に与那国島を訪れよう

今回は、国内最西端の島である与那国島への観光について、移動手段を中心とした情報をご紹介しました。早めの計画を練り、割引などを上手に利用することが、与那国島への旅行をよりベストな形にするためのポイントだといえます。

ぜひこの記事を参考に、与那国島への旅行を楽しんでいただければ幸いです。

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